茶助の備忘録

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【投資】日本・米国・欧州の株式・投信

日本で株・資産運用・投資というとネガティブですもんね。

 

そんなのギャンブル、コワイ!

これ、ぼくが担当のスタイリストさんに言われたことば。

 

ましてや今、コロナショック(すっかり公用語みたいになりましたね)の真っ只中で、ダウが2万ドル切ろうとしています。こんなときに投資かよ、って言われかねないですが。

 

こんな時こそ、投資のチャンスです

 

 

【日本人は投資が嫌い】

皆さんが肌で感じるまでもなく、日本人の投資嫌いが解ります。

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資金循環の日米欧比較 2019年8月29日より引用

これです。見ての通り日本人は大半の資産を、現金で持っています。一方アメリカは、投資信託・株式で46%もあり、国民性の違いがはっきりしています。一説には

 

日本人は89年のバブル崩壊で、投資アレルギーになったのだ

 

とさえ言われていますが、それもあるかもしれません。

 

では現金・株(と投資信託)・債券のゆくえはどうなるのでしょうか?

 

【現金・株(と投資信託)・債券・金のゆくえ】

僕のブログでは、この図をよく引き合いに出しています。

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オルタナティブ投資大百科より引用

1ドル分の資産が、200年後にどのような価値になったか。を見ています。

結果は、株式(Stocks)の圧勝です。つぎに債券(Bonds)。現金(Dollar)はじつは一番損で、年率1.4%ずつ失われています。理由はインフレーション。親世代の初任給と、私たちの初任給が4倍違う、なんて事ありますよね?500円あれば遊んで暮らせた、なんておばあちゃんが言っていませんか?(うちはそうでした)・・・現金が、年率―1.4%だからですね。

 

<株価暴落してるけど?>

いま(2020年3月)はコロナショックで、激しい下落です。ですが、上のグラフをよく見てください。一時的に落ち込んでも、数年かけてそれを抜いて、長期的には上昇しています。もし下落がイヤなら、債券がオススメです。これならリーマンショックでも7%しか落ちませんでした。

 

【日本人が投資しない理由】

じゃあどうして、日本人が投資しないのか?これを色々考えてみました。

 

<預金金利が高かった>

我々の親世代の時代(70年代)は、預金金利が高かった時代です。定期預金で10%金利(!)すらありました。3%はあったので、100万円預ける➡翌年には103万円です。だから、「預金はいいことがある、使わず貯めなさい」と子供たちに言いたくなる。

ですが、いまの金利は0.01%です。100万円➡翌年には100.01万円です。それよりも、インフレ率の方が高いので、預金目減りします。

 

親世代の「預金しなさい」という常識は、我々アラフォー世代では通用しません。

 

<バブル弾けた>

これは投資への恐怖心を植え付けた事件です。詳しい解説は他に譲りますが、30年前の恐怖で、投資できない人も多いと思います。

 

【他国の人の感覚は?】

僕の友人(20代前半までアメリカ)は、ドル預金は少しずつ、S&P500で積立買い付けにしていました。

 

詳しいね

僕は別に株が好きじゃないけど

どうして積立なの?

リスク分散のためだよ。

おなじ2000$で株買う場合、100$の時買えば20株だけど、200$の時買えば10株。

「でも半分ずつ買えば、15株。1株単価は13.33$。分散で安売時の成績に近づくんだよ」

 

との事です。・・・こういう国民性だから、株式・投信で46%なのでしょうね。

「割合決めて、分散投資するのは大事だよ」

「なんで?」

「例えば株85%、債券20%きめて持つ。すると株が値上がりして、株85%債券15%とかになる場合。」

「値上がりした高い株を売り、安い債券を買えるでしょ?」

「なるほど!自動的に高い物を売り、安い物を買えるのか!」

日本人で、ここまで詳しい人間は珍しいですよね。 

 

【投資しないと】

目減りすることが目に見えています。身近なもので値上がりしなかったものは無いと思いますが、経済はインフレしてくものなので仕方ないです。現金は年率―1.4%ですから、100万円は来年、98.6万円の価値になる。そんな目減りを避ける為、株式運用は有用です。