茶助の備忘録

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仕事辞めたいときのブレーキ

こんにちは、茶助です。

誰でも働くのがイヤになる時があると思う。働かずに、自分のしたい事だけしたいって。

僕は仕事が嫌になって、やめていた時期が2回あった。その時の事を思い出せる限り書きたい。

 

退職したての最初は幸せだった。

マイナスから逃れられるから。あの憂鬱な通勤はないし、嫌な奴と顔合わせ無くていい。

プラスに思いきり向き合えるから。実家の空き地を耕して果樹園作りが、思う存分できてうれしかった。植えた果樹はゴールデンキウイ、ザクロ、みかん2品種、ゆず、梅、あんず。毎日毎日、大好きな果樹と向き合えるのが楽しくてしょうがなかった。大好きな富山に、車中泊で思う存分行けたのもうれしかった。自分の車(フリードスパイク)を車中泊使用にいじるのも、自分の夢が形になっていくようでうれしかった。お金も実家暮らしだから不自由もなかった。全てはよかったはずだった。

 

だけど1か月もすると、なぜだか嫌になってきた。マイナスもなく、プラスは思う存分できるのに。高校生や大人は忙しそうに通勤して、社会から必要とされるor進化していくのに、それに取り残された自分。そんな中起きた、東日本大震災

 

あまりの惨状に、声が出なかった。宮城・福島に沢山友達がいるから、心配でしょうがなかった。と同時に思うのは、陸地でつながった東北がこんなにピンチで困っているのに、僕は何やっているのか。もっと役立てるはずなのに、自分の持ち味(薬剤師)を生かさず何しているのか。

 

それから強烈に「嫌な思いしてもいい、必要とされたい、だから働きたい」って事。と同時に、働くのは金稼ぎだけど、お金=世の中の役に立った報酬なんだって気が付いた。

 

この気づきがあったから、今の職場での「辞めたい」にブレーキがかけられる。僕が死ぬまで働きたいって思い始めたのは、死ぬまで世の中の役に立ちたいからだ。