茶助の備忘録

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【薬剤師】薬学生あるある~本当の薬学部

 

【クラスメイトと仲良く】

薬学部は他の学部と違い、特徴あります。「カリキュラムぎっしりで忙しい」「クラスは6年間一緒の場合が多い」

 

・・どういう事かというと、クラスメイトとはとても仲良くなります。というか、仲悪いと6年間ツライです。

 

【秀才=引っ張りだこ】

どの学部も一緒かもしれませんが、そこは薬学部。テストも難しくて広範囲です。だから秀才のノート・レポートは売れます。勉強できると、テスト前だけ人が寄って来たりします。

「一緒に勉強しようぜ!」

ってやけに言われます。すぐ教えてもらえるからですね。

 

【学部内サークルが多い】

薬学部は授業でがちがちに忙しいです。だから部内でのまとまりもできやすい。「薬学テニス部」「薬学野球部」「薬学美術部」「薬学軽音部」・・・とにかく多いです。これは授業閑散期は思いきりやれて(運動部でもガチの体育会系は無い)、テスト前は一緒に勉強する同志になれるからですね。逆に、

「薬学生だけで固まるのはイヤ」

であれば、大学全学部でのサークルもあります。選択肢は広いです。

 

【友達の1人2人は脱落する】

毎年のように、友達のだれかが脱落(=留年)します。勉強難しいからですね。私立薬学部で、付属高校からの推薦で来た子はよく留年します。留年すると、公立ならともかく私立は1年150万とかかかります。

「友達離れる&よけいな学費は高い」

のダブルパンチなので、注意しましょう。ちなみに僕は脱落せず、ストレート合格しました、念のため。

 

【やっぱり理系で賢い】

ぼくが田舎の二流高校出身だからですが。みんな進学校からきてるから頭がいい。それと、ちょっと理屈っぽい。計算問題でやけに計算過程に拘ったり、成分名を覚えたり。

 

【貴方はバイト×勉強を両立できる?】

人間、限界があります。根性と要領の良さがあっても、出来ない事はできません。たいていはどちらかしか、取れません。

テニスのアルバイトしていた友達は、4年制卒業までに8年かかりました。

「ホテルマンで月収5万だけど授業でネムイ。バイト辞めた!」

これは僕です。ホテルマンは3か月しか続きませんでした。代りに殆ど単位落とさず、ストレート卒業&薬剤師合格できました。両立する猛者もいましたが、大抵は「どちらか」でした。

 

だから「学費の足りない分は、バイトしてもらおう」なんてダメです。かといって下宿させないのも、通学時間勿体ないです。近くのシェアハウス・風呂ナシ安アパートでもいいので借りてあげてください。薬学生は時間が貴重なんです・・・

 

【カタカナに強くなる】

薬の一般名、商品名ともカタカナですからね。最初はカタカナアレルギーで、覚えられないですが。

(2年生)「カモチジンって何?」(本当はファモチジン)

(6年生)「~チジンは皆、H2ブロッカーだったな。最近は~プラゾールのPPIばっかで見かけないけど」

慣れるコツは「薬品名を浴びる・使う」ことですね。薬局バイトでもいいし、先輩の務める病院を見学しまくってもいいし。覚えようとするんじゃなく、使わないといけない状況に身を置くことが、薬覚える近道です。