【投資】(4348)インフォコムの分析~薬剤師向け
僕の所持(又は検討中)する銘柄の、分析です。
【概要・業種】
半分はネットコミックの販売。もう半分はIT事業(病院のシステム等)となります。
ネットコミックですが、僕はコミック・漫画の類は読みません。が、このコロナショック、外出できない妻はレンタルDVDなどを愛用しています。インドア消費が増えるのを考えると、不景気でもネットコミック消費は増えそうです。
薬剤師である僕個人的な見解なのですが、病院システムといえば「PICS」という、薬剤師の算定管理システムを使わせていただいています。システム管理費が年30万円と高いですが、使いやすいシステムだと感じています。
「これ、中小の病院さんが、これから働き方改革で導入するんじゃないの?」
と感じています。
個人的な感覚ですが、病院内はITオンチが多くて、まだまだ非効率です。タイムカードがパンチカードだったり、算定管理システムもメモ書きだったり。抗がん剤の投与量計算・スケジュール管理もエクセルを使わず、手計算していたり。そうすると、
「働き方改革!人件費削減!効率化!」
となった時、目を向けるのはいろいろなシステムの電子化です。その時、こういう病院特化したシステム会社に、目を向けられるのではないか。
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業種(セクター):
情報・通信(474) | ディフェンシブ |
ITの会社の為、不景気だからケチったりということがありません。
【業績】
楽天証券のスーパースクリーナーで、設定する数値から見ていきます。
●PBRが1.5倍以下?
➡×4.02倍。とても割高です。
●売上高営業利益率が10%以上?
➡〇13.32%。やはりシステム会社、利益率は良いですね。
●自己資本比率が50%以上?
➡〇74.57%。
●流動比率が150%以上?
➡〇305% 。支払い能力はかなりのものです。
●売上高変化率、5年前よりプラス?
➡〇18%の伸びです。
「すげぇ!連続過去最高益だって。景気がいいね~」
やっぱりネットコミック事業も、病院のシステムも、時代のトレンドに合っているからなんですね。
【配当政策・状況は】
●配当状況➡△「累進配当・14年以上」
配当金推移 | |
2007 | 3 |
2008 | 4 |
2009 | 4 |
2010 | 4 |
2011 | 5 |
2012 | 7.5 |
2013 | 8.25 |
2014 | 8.75 |
2015 | 9.25 |
2016 | 11 |
2017 | 12.5 |
2018 | 19 |
2019 | 22 |
2020 | 30 |
※2013年10月1日に、1株➡200株とする株式分割を発表
※2019年2月28日に、1株➡2株とする株式分割を発表。その為2013年以前の配当は、400で割った数値を記載。
なお「累進配当=連続増配or無限配」の株は、将来的にもいちばんリターンが良いという分析結果があります。僕がこだわるのは、そのためなんです。
●配当政策は
たまたま累進配当だった会社ではなく、苦しくても株主還元する会社かどうか。みていきます。・・・「増配に努め、配当性向30%を目安にする」とあります。具体的な政策ですね。(株主様への還元を最優先課題と位置付けております、などの定型文じゃなくてよかった)
2016年は苦しめで配当性向81%でしたが、それでも増配を守りました。それ以外の年は配当性向30%弱くらい。なにより実績として、累進配当14年を誇る会社です。株主を守ってくれる会社、といえそうです。
【僕の購入と理由・現株価】
コロナショックのバーゲン価格であっても、購入は見送りました。財政の良さは認めますが、まだまだ割高です。僕は医療業界なのでその成長性は認めており、成長性期待しての投資も考えましたが、それでも割高です。もう少し割安(PBEが1.5を切るなど)になってから、購入検討したいと思います。
ヤフーファイナンスより引用
●Special Thanks To:
※なおページ構成は「たっちゃんの配当金生活」、選び方は「こびと株.com」を参考に(真似?)させていただいております。