茶助の備忘録

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【働き方】使えない人

僕は病院薬剤師。いま、使えない職員Aさん(失礼)に手を焼いている。5月入職だから、もう4か月以上経つのだが。

 

【1:地震・雷・火事・言い訳】

貴方は新入職員さんが同じミス連発して、何度も優しく注意をして、それでもミスを繰り返したらどうするか?

 

恐らくまず「上司に相談する・ほかの人にも注意してもらう」と思う。僕もそうしているし、ほかのスタッフもそうしている。

 

その時、「だって、その仕事後でやろうと思ったんです」「お薬の字が小さすぎて見えませんでした」「そんな事していません」「私、注意されても変われませんよ」と言われたら。

 

他のスタッフに総スカン食らうに決まっている。

 【2:実例①】

僕の職場は病院なので、高額な注射薬(例えばヒュミラ80㎎注射は1本12万円!)も沢山扱う。高額薬は冷蔵庫保管、つまり卸さんから納品されたら「最優先で」冷蔵庫にしまわないといけない(常温放置してダメにしたら、1本12万円×本数分だけパー)。

 

Aさんはどうしたか。卸さんがお薬納品したとき、まず常温品を片付けた。そして薬剤部内をウロウロし始めた。このとき、冷所品(しかもヒュミラ)を片付けていなかった。

 

当然、Aさんを注意する。「冷蔵庫保管の薬は最優先片付けてください!」と。そしたらどうか。「いや、これからやろうと思っていたんです」と。1本12万の薬を常温放置したこともすごいミスだけど、ミスを認めず「これからやる」と言い訳したのもひどい。

 

このミスを何度も注意して、仕事の仕方かえろと具体策も示すのだけど、それも聞かない。「ハイ、ハイ」って薄笑い浮かべているだけ。仕舞には、「私、変われないと思いますよ」と。いや変わってもらわないと、使えないんだけどね。

 

【3:実例②】

病院の薬剤部はどこも昼過ぎに、入院患者さんの注射調剤「通称:払い出し」をしている。病棟毎に(例:3F西病棟、4F南病棟など)注射カートがある。そのカートの引き出しには入院患者さん一人ひとりの名前を貼り、引き出し内に患者さんの注射処方箋をいれるルール。

 

Aさんがカートを用意すると、引き出しの患者名と、引き出し内の注射処方箋の患者名が違う。いつも。

 

これは間違えたままだと、間違った注射薬を投与することを意味する。たとえばカリウム注射を間違えて、高カリウム血症の患者さんに打ったとすれば心停止しかねない。

 

http://medical.radionikkei.jp/yakugaku/date/20130824/

 

注意したのだが「後で確認して、直そうと思ったんです」とのこと。貴方はさっき「注射カート用意できました」と大声で言ったけど、あれウソだったのかい。もう薬剤師が調剤しているのに、それから直すっておかしいよ。