【子育て工夫】部屋の仕切り:マンション
子供が産れるにあたり、僕らが準備した(あるいはすればよかった)事をいくつか紹介したい。
【1:子供の脱走防止~ベビーゲート】
マンション一室の例だと、「目線が届く」「子供にすぐかけつけられる」「転んでも痛くない」場所は和室・リビングだけ。つまり、まず和室・リビング以外へ脱走防止する必要ある。
脱走防止といえば、コレが使いやすい。
ベビーゲート(突っ張りタイプ) | ||
メリット | 工具不要で設置・取り外しともラク | |
壁を傷つけない | ||
デメリット | 体当たりで外れる | |
突っ張る横の壁に強度が必要 (ディアウォールなどの突っ張り柱に突っ張りゲートは不可) |
僕たちはデメリット承知でこれを採用。14か月の娘がいるが今のところデメリットは感じない。買うときのポイントは
①必要な個数(このマンションならキッチン入口のみだから1個)
②横幅はあっているか
③壁の強度は十分か
である。
脱走防止でつっぱりでないタイプは、置くだけタイプもある。
壁の強度がない方はコレを。ただし、どれも高め。
ちなみにマンションではなく、マイホームの方。こちらも参照いただきたい。
【2:子供の手の届かない場所を】
子供の成長とともにどんどん高所が必要になってく。
例えば、テーブル。ちゃぶ台の様なローテーブルは子供がよじ登ると考えてよい。
ハイテーブルのほうがまだ安全。
リビングには子供の手の届かない場所が必要。
低所にあると子供が口にする、なめる、隠す をするからだ。
・・ではどうするのかというと
①ベビーゲートの先のキッチンに避難させる➡いちいちゲートあけてキッチンは面倒
②リビングに高台をつくる➡工具はいるが使い勝手は抜群にいい
僕は②案のリビング高台を採用した。紹介したい。
●材料●
リビング高台 レシピ | ||
1 | ラブリコ 2×4アジャスタ |
2セット |
2 | 2×4材(縦) 天井高さ―90㎜ |
2本 カット頼むと楽 |
3 | 2×4材(横) 棚の横幅―80㎜ |
3本 カット頼むと楽 |
4 | ブラケット (=棚の受け) |
6セット ※100均で十分 |
5 | アイアンバー |
4本 ※セリア購入が楽 |
6 | 隙間テープ | 2×4材(横)の長さ分だけ |
●道具● | ||
1 | 木ねじ | ホームセンター購入が無難 |
2 | インパクトドライバー | あると早い DIYする人は絶対便利 |
<1>2×4材(縦)に上下のラブリコをはめる。床と天井に突っ張らせる
<2>その縦の柱に、ブラケットを片側ずつだけネジ固定する。
<3>2×4材(横)をブラケットの上におき、ネジ固定。
<4>ブラケットのもう片側をネジ固定。
※片側ずつとするのは両サイドでズレる事があるから。キッチリ図って設置できるのなら、、<2>の時点で両側ブラケットつけてもよい。
<5>2×4材(横)と壁の間に隙間テープをはる
※隙間から置いたものが落ちないように
<6>2×4材(横)にアイアンバーをつけ、ネジ固定する➡完成
※アイアンバーはモノが下に落ちないようにするため。
これでリビングに心置きなくカレンダー・ハサミ・レシピ本・文房具・ティッシュ・お尻拭きなどを置ける。(僕も作って妻に有難がられている)
なお突っ張りで「ディアウォール」ではなく「ラブリコ」を採用したのは
①2×4材(縦)の長さ融通が利く
②突っ張りの力が断然強い からである。(僕はディアウォールのほうで作り、後悔した)
【3:ぶつかっても痛くない様に】
角にぶつかって目をケガ、うっかり頭から落ちた、転んで顔面強打、などはシャレにならないので予防したい。保育園や、児童館、キッズスペースなどはどこもぶつかっても痛くない様になっているはず。
<1:クッションフロア(床クッション)>
子供の立ち入るエリアは(値段するが)全面クッションしくのがオススメ。注意がいくつかある。
<1:床クッション 注意> | ||
1 | 拭取り楽 | 離乳食・ミルクは零れて汚れる |
2 | フィルム剝れにくい | フィルムに柄・付きは面白がってめくる➡食べてむせる |
1は例えばコルククッションなどは汚れしみ込んで吸着するので良くない。キッズ用品で検索するのが無難である。
2は木目のフィルムとかだと、剥がしやすいクッション端っこから剥がして遊ぶと思ってよい。剝れた箇所は汚れしみ込んで不衛生。というか僕は木目のフィルムのせいで子供が毎回むせて、苦労する羽目になった。
1・2を満たすオススメはこういうやつ。やっぱり子供用品専門店で買うのが良い。
<2:テーブル・柱フチのクッション>
立ち上がる・走るようになるとケガも多くなる。
よく100均で四隅コーナークッションを見かけるが、これ使えない。接着面が小さいから、子供がカンタンに剥がしてしまい意味なし。
だから、接地面の大きい長いバークッションが良い。こういうやつ。
四隅部分は斜めカットをお忘れなく。
また、付属の両面テープは弱いのでやっぱり子供が剥がしてしまう。両面テープのほうが高くなってしまうが、強力両面テープが良い。
こういうやつ。児童館などのテーブルは、よくみると四隅だけではなくフチ全部をバークッションで養生してある。そして簡単にはがれないのは(剝れて怪我したら親からのクレーム)、強い両面テープをつかっているから。