乳幼児とおでかけ(遠慮しがちなスキー)
子供できると遠慮する場所といえば、ゲレンデ(スキー場)。
僕らも最初遠慮していたが、工夫することで行けるようになった。0歳の乳児であっても(首据わっていれば)大丈夫、スキー諦めなくていい!その僕たちなりの工夫を紹介したい。
※僕の詳しい岐阜県のゲレンデが中心。また荷物内訳・総評なども僕の個人的見解。ゲレンデ情報は2019年4月時点のもの。以上をご了承いただきたい。
【工夫1:半分滑り・半分育児】
9か月の乳児でも大丈夫。この様に分担すればいい。
<午前>●夫が育児、妻が滑り
<午後>●夫が滑り、妻が育児
夫婦で別行動になるのは寂しいものの、これなら子供を1日中みれる。
ちなみに、ゲレンデ託児所も最近はある。例をあげればここ。
ダイナランド | |||
1 | 託児 年齢 |
1歳~6歳 (未就学児) |
ー |
2 | 託児 料金 |
9~12時 | 3000円 |
13~16時 | 3000円 | ||
9~12時 &13~16時 |
6000円 | ||
3 | リフト 料金 |
1日券 4900円 |
めいほうスキー場 | |||
1 | 託児 年齢 |
2歳~6歳 (未就学児) |
ー |
2 | 託児 料金 |
9~12時 | 3000円 |
13~16時 | 3000円 | ||
9~12時 &13~16時 |
5000円 | ||
3 | リフト 料金 |
1日券 4500円 |
子供1人託児するために、6時間で5000円とかする。かといって(スキー場ではない)託児所に預けるのは、託児時間が長くなるのでお勧めできない。なので、僕は「半分滑り・半分育児」がオススメ。
【工夫2:ゲレンデ選び】
乳幼児がいると、荷物が多い・キッズスペースと食堂の行き来が多い・おむつ替えスペースがほしい、etc・・・と、育児中ならではの悩みがでてくる。奥美濃地方のゲレンデを例にして、(独断だが)比較してみたい。
【高鷲スノーパーク】 | |||
1 | オススメ度 | ★★★★★ | ー |
2 | キッズスペース | センターハウス2F・食堂横 | 無料 滑り台・ブロック遊具有 |
3 | 授乳室 | 同上 | 2ブース |
4 | オムツ替え | 2Fトイレ(男女とも有り) | |
5 | 総評 | 迷ったらココ。集合するのもセンターハウス2Fのキッズスペースで。 |
【めいほうスキー場】 | |||
1 | オススメ度 | ★★★★ | ー |
2 | キッズスペース | キッズゲレンデの建物 (センターハウス徒歩7分) |
無料 遊具充実度は無料では一番 |
3 | 授乳室 | 同上 | 2ブース |
4 | オムツ替え | 同上 | |
5 | 総評 | センターハウス・キッズゲレンデが少し離れ、集合するならキッズゲレンデが良い。 |
【ダイナランド】 | |||
1 | オススメ度 | ★★★ | ー |
2 | キッズスペース | 中腹のBaboonという別棟 | 1000円 有料だけあり遊具が豪華 |
3 | 授乳室 | 同上 | 1ブース |
4 | オムツ替え | Baboonに1か所 | |
5 | 総評 |
駐車場はセンターハウスでなく、中腹のBaboon前へ。集合もBaboon。リフト券はセンターハウスへ下りて購入 |
【ホワイトピアたかす】 | |||
1 | オススメ度 | ★★★★ | ー |
2 | キッズスペース | センターハウス2F | 無料 遊具も有 |
3 | 授乳室 | キッズスペース横 | 2ブース |
4 | オムツ替え | 2Fトイレ(男女とも) | |
5 | 総評 | 全て1か所にまとまり迷わない。 |
初心者は高鷲スノーパークが迷わなくて良い。
【工夫3:時間の使い方】
●子育ては荷物が多い為、駐車場➡センターハウス の距離を短くしたい(近い駐車場を確保したい)
●子供の朝昼の離乳食(ミルク)を、子供のぐずらない時間にあげたい。
●センターハウスを昼の劇混み時間に占有するわけにはいかない。
●スキー場まで1時間半かかると仮定。
すべて加味した例がコチラ。
【4:スキースケジュール例】 | ||
夫 | 妻 | |
5:15 | 起床 | 起床 |
朝食・マザーズバッグの準備 | 子供の面倒見 | |
5:45 | 出発(運転手) | 出発 |
運転 | 車内で朝食 ・メイク |
|
7:15 | 到着 | 到着 |
スキー用品をセンターハウスへ | リフト券購入 | |
育児(離乳食・オムツ替え) | スキー | |
11:30 | 昼食 | 昼食 |
リフト券購入 ➡スキー |
育児(離乳食・オムツ替え) | |
15:30 | 出発(運転手) | 出発 |
18:00 | 帰宅 | 帰宅 |
※ちなみにリフト券1枚で夫婦ともに、はオススメしない。リフトのゲートに顔写真解析機があるのでバレる。午前券・午後券1枚ずつとするのがコスパいいだろうか。これで駐車場は近くをとれて、行きかえりとも渋滞せず、子供の離乳食も現実的な時間にとれる。スキーグッズが無い場合、夫婦のリフト券購入時にレンタルが必要になる。
なお連れて行く子が乳児(首すわり後の)なら、このスケジュールになる。
【工夫4:持ち物】
持ち物にも工夫が必要。ゲレンデでそろう物・揃わないものは案外わかりにくく、意外なものが必要に。
【1日スキーの場合の持ち物】 | ||||
/ | / | 一言 | 重要 | |
子供飲食 | 1 | 離乳食2食 | お弁当タイプが楽 | A |
2 | 液体ミルク2缶 | 高いが楽 | A | |
3 | 哺乳瓶 | A | ||
4 | 手掴みおやつ | 育児中ぐずる時 | A | |
5 | 熱湯 | ミルク冷たい為 | B | |
6 | 純水 | B | ||
子供グッズ | 7 | 離乳食エプロン | B | |
8 | おむつ8個位 | 長時間拘束 | A | |
9 | お尻拭き | A | ||
10 | オムツ捨て袋 | スノパでは不要 | C | |
11 | 母子手帳 | A | ||
12 | 授乳ケープ | 授乳室ない場合 | C | |
13 | 着替え | A | ||
14 | タオル | A | ||
15 | 防寒着 | A | ||
16 | おもちゃ | スペースにも有 | C | |
スキーグッズ | 17 | コインロッカーは要らない | C | |
18 | スキーウエア | レンタルも可能 | C | |
19 | スキーセット | レンタルも可能 | C | |
20 | 昼食代 | 弁当持参で不要 | C | |
21 | ゴーグル | レンタルも可能 | C | |
22 | 手袋 | レンタルも可能 | C | |
23 | ヘルメット | レンタル難しい | B | |
24 | フリース | 急な吹雪で重宝 | A | |
25 | ネックウォーマ | 急な吹雪で重宝 | A |
スキーグッズはゲレンデで売ってるorレンタルでなんとかなる。また個人的にだが、リュックサックを背負って滑るのがおすすめ。リュックは後方にこけた場合のクッションになり、防寒着や財布・モバイルバッテリー・サングラスなどもしまっておけ、遭難時の笛がついてるタイプもある。
これは防水性が優れていたので、こけた時のショックが少なかった。
なんともならないものは、A揃いの子供用品。乳幼児とゲレンデおでかけは準備が欠かせない。
1離乳食2食は、和光堂のお弁当がオススメ。
サイト見ていただければわかるが、いずれも食器(皿・スプーン)がいらない。その分荷物が減らせる。
また液体ミルクも、時間を節約したいゲレンデでは重宝する。
液体ミルクは日本上陸したての為高いが、とかす時間を節約できるのは大きい。まだまだお店ではあまり見かけない。これは紙パックタイプで捨てやすく、液体ミルクなのでぐずった時即スグ与えられてラク。